The following two tabs change content below.
世界Big4であるKPMGあずさ監査法人で公認会計士として様々な大手上場企業を担当 ⇨ 20代で株式会社インクロを立ち上げ、代表取締役社長に就任 ⇨ 現在主に日本と韓国に両拠点を持ちインバウンドに強みを持った旅館コンサルタント/公認会計士として活動中。

訪日韓国人の特徴って?

今日は訪日韓国人についてあまり詳しくないけれど、これから訪日韓国人に向けて対策を行っていこうとしている方に向けて
訪日韓国人の特徴について説明していきたいと思います!

へい!ミスターざーぼん!会社の方針でインバウンド対策に力を入れることになって、ワタシは訪日韓国人に係る対策を任されることになりました!
でも正直言って韓国人のことなんてワタシほとんど知らないデスヨ!なんで私が訪日韓国人対策の担当に任命されたのかもわからないデスヨ!
韓国インバウンド対策のご担当おめでとうございます!
にしてもそんな露骨に不満がらなくてもいいじゃないですか(笑)
だって今は日韓関係が悪いせいで、どう考えても訪日中国人とかに比べて苦戦しそうじゃないデスカ!泣
まあ確かに、現在2019年11月時点ですが、2019年8月当たりから訪日韓国人は激減していますね。
確かに前年に比べると間違いなく対策の難易度が上がっている状態にあるのは間違いないと思います。
でも、この状況がずっと続くわけではないので、今のうちに対策を初めておいて、回復してきた時に備えておくことは非常に重要だと思います!
まあ確かにワタシにできることは前向きに対策をしていくことだけデスネ!
いま周りでわざわざ訪日韓国人対策をしているところが少ないのでやっぱり心細いですが・・・
周りが対策に力を入れていないということは、つまりライバルがごそっと減っている状態ということじゃないですか!
むしろ周りを出し抜くチャンスとも言えます!
それはそうと、そろそろ本題の方に入りましょうか。
「訪日韓国人の特徴について教えてほしい」でしたね!
そうですね!
ほとんど韓国人の特徴をわかっていない初心者なので、優しめに教えてクダサイ!
了解です!
今日は韓国人の基本的な特徴について簡単にお話していきますね!
では早速みていきましょう!
韓国の基本的な情報

まずは韓国という国に関する基本的な概要から抑えていきましょう。
①正式名称:大韓民国
②首都:ソウル特別市
③人口:2018年時点 5,161万人(参考 2010年:4,955万人 2015年:5,101万人)
④面積:100,339km2(北海道と同程度の大きさ。ここに日本の人口の約4割強が住んでいる)
⑤日本との時差:なし
⑥通貨:ウォン(KRW) ※10ウォン≒1円
⑦訪日韓国人数:年間約750万人(2018年度)
⑧主な:海外旅行先:1位が日本、2位が中国、3位がタイ
⑨主な検索エンジン:Naver(Googleはあまり利用されていない。ただしYouTubeの利用者は多い)
⑩主流なコミュニケーションアプリ:カカオトーク
日本の人口が1億2千人程度に対し、韓国人は5千万人程度の人口です。
また、日本の面積が377,973km2に対し、韓国は100,339km2です。
ただでさえ韓国は日本に比べ、面積に対する人口の割合が高いのに加え、全人口の約2割が首都であるソウルに集まっています。
そのため、韓国側に宣伝したり、店舗設置などをしようとした場合、まずはソウルからアプローチするのが効率的だと言えますね!
また、韓国も日本と同様に少子高齢化が深刻な問題となっていますが、まだ日本のように人口減少ステージに突入しておらず、
人口増加が続いている状態になっています。
また、日韓関係の悪化の影響が出るまでは、訪日韓国人の数はここ数年爆発的に伸びていて、
1位の中国人とほとんど同程度の人数が日本に訪れていました。
日本から韓国にいく訪韓日本人の人数は2018年で約295万だったので、訪日韓国人750万人と比べると4割程度になります。
日本旅行が大好きな韓国人がとても多いのが数字から見て取れますね!
日韓関係の悪化の状況は続きつつも、実際は多くの韓国人は政治面と日本の国自体に対する考えとは切り離して考えている傾向が強く、
日韓関係が早く改善されて周りの目を気にすることなく日本旅行を行けるようになることを望んでいる韓国人も非常に多いのが救いです。
また、IT大国と言われる韓国について、外せない要素としては、メインで利用されている検索エンジンが挙げられます。
韓国では比較的インターネットの普及が早かったことから、Googleが韓国で普及する前に、既にNaverという現地の検索エンジンシステムが確立されており、
今でも韓国人はインターネット検索する際には、ほとんどNaverが用いられています。
旅行前の訪日韓国人に対して自分のお店をアピールしようとした際に強い効果が期待できる宣伝場所になるので、覚えておいて損はないと思います(^^)
韓国人の特徴について

韓国の概要はわかったので、そろそろ韓国人の特徴について教えてください!!
わかりました!わかりやすいようにQ&A方式で回答していきますね^ ^
日本のことは好き?嫌い?
韓国は昔、40年近く日本に統治されていたという事実があります。そのことから、韓国の歴史の授業ではしっかりとそのあたりの歴史を習いますし、人によっては日本を嫌いという人も一定数いるのは事実です。私も日韓の間でビジネスをしている身ですので、活動する中で誹謗中傷を受けることは(ごくたまにですが)あります。しかし、韓国の人口が日本の4割程度しかいないのにもかかわらず、2018年において日本旅行にくる韓国人の数は韓国旅行にいく日本人の2倍以上となっています。この事実からもわかるように、私たちが想像している以上に日本を好きな韓国人が多く、またそれは若い世代に特に強く出ていると言えます。近頃の日韓関係の悪化についても、日本に旅行にいけないのは周りの視線を気にして遠慮しているからという人が多く、いち早く日韓関係が改善されて、日本旅行を楽しめる日が戻ってくることを願っている韓国人が多いように思います。
韓国人ってどんな料理が好きなの?
韓国人が基本的に辛いものが好きな傾向にあるのは周知の事実でしょう。
ただ日本の料理も大好きで、日本旅行にくる一番の目的が日本の料理を食べることとなっています。
特に韓国人に人気があるのが以下の料理です(以下、観光庁「訪日外国人消費動向調査」より抜粋)。
逆に、韓国人は塩っ辛いのが苦手です。
なので、例えば塩ラーメンや塩やきそばなどは苦手な人が多い傾向にあります。
韓国にある日本料理店なんかでも日本の料理で塩分濃いめなものは全部薄味にアレンジされてたりします。
訪日韓国人ってリピーターが多いって本当?
本当ですね。韓国人観光客は隣の国ということもあって、リピーターの割合が多く、
他の国に比べ日本旅行の上級者が多い国であると言えます。
そのため、東京、大阪、福岡などの観光大都市だけでなく、日本の様々な都道府県にも足を伸ばしている割合が
比較的高い国になります。
なので、大都市以外の地域にとって、韓国人をどう取り込むかというのは重要な課題となります。
韓国人ってどうやって旅行の手配をするの?
韓国ではインターネットを用いた個別手配が約9割と圧倒的に多く、旅行会社等を通したツアーの申し込みは少ないのが特徴ですね。
その理由ですが、韓国人観光客は年齢層が若いという特徴を持ち、また週末を使った気軽な旅行が多いことから、
自由に自分たちでスケジュールを組んで日本旅行にくる人が多いのです。
韓国では日本旅行について調べる際に、Naverというサイトを利用するのが主流です。
ブログ文化が発達した国でもあることから、Naver上では様々なブロガーから日本旅行の情報を得ることができ、
ブログを見ればおすすめの飲食店や宿泊施設、旅行コースなどがたくさん出てくるので、
スマホ一つで完結できることから、個別手配が他の国に比べ多くなってるんですね!
韓国人って本当に美意識高いの?
韓国人が美意識が高いのは事実だと言えます。ファッションの流行なども日本より先を行っていますし、韓国で流行ったものが1年後に日本で
流行るなんてこともよくあります。また、男性も女性も身体を鍛えるなどして美しいボディーラインをキープしている人も多いです。
化粧品のレベルも高く、最近は日本の若い女性が韓国のメイクに憧れて真似してたりもしますよね。
日本ほど整形に抵抗がないのも韓国の美意識が高いゆえと言えるでしょう。
韓国人はせっかち?
もちろん人によって個人差はかなりあるものの、せっかちな人が多いのも事実だと思います。
車の渋滞やお店の待ち時間に対してイライラしている場面をよく見かけます。
その割には日本旅行の時は特定の飲食店に大行列を作っていたりしますが、本来は待つことは大嫌いなのです。
私の会社では市場調査として実際に韓国人にアンケートを取る機会が多いのですが、
韓国人の日本旅行における不満足点としてよく上げられるのが、この待ち時間です。
OH!なるほどデスネ!
こうして見ると、ほとんど韓国のことわかってなかったなと改めて思いマス。
今日は韓国の基本的な特徴だけということでしたが、これだけでもすごく勉強になりました!
最後に
いかがだったでしょうか?
今日は訪日韓国人の特徴について基本的な内容をお話させていただきました。
まだまだ日本人とは違う韓国人の特徴はたくさんありますが、今日はこれくらいにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^ ^