訪日韓国人-旅行-目的

訪日韓国人の旅行の目的とは?ぶっちゃけ何しに日本にきてるのかについてまとめてみた

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村田 明浩

インバウンド × 旅館コンサルタント / 公認会計士株式会社インクロ
世界Big4であるKPMGあずさ監査法人で公認会計士として様々な大手上場企業を担当 ⇨ 20代で株式会社インクロを立ち上げ、代表取締役社長に就任 ⇨ 現在主に日本と韓国に両拠点を持ちインバウンドに強みを持った旅館コンサルタント/公認会計士として活動中。

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訪日韓国人、何しに日本へ?

今日は、訪日韓国人がなにを目当てに日本旅行にきているのか?について解説していきたいと思います。

ざーぼんさん、韓国人観光客って何しに日本旅行にきてるんですか?

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ざっくりな質問ですね(笑)
訪日韓国人の旅行目的と言っても、年齢層や誰とくるのかによっても大きく変わってきますよ!
あ、そりゃそうですよね…
じゃあ年齢層や同伴者も加味した上でその辺り教えてください!
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わかりました!
わかりやすいように他の国の特徴とも一緒に比べながら解説していきますね!
他の国と比べながら解説してくれるとわかりやすいですね!
よろしくお願いします!!

訪日韓国人の旅行目的

まずは、訪日韓国人の旅行目的を説明するにあたって外せない要素である、訪日韓国人の年齢層と同行者について説明していきますね!

(以下の数値・割合の出典:日本政府観光局HPより)

まず、前提として、2018年の数値を用いての説明となります。

また、訪日韓国人は大きく分けると「観光目的(698万人)」と「出張・その他の目的(56万人)」の二つに分けられますが、

ここでは観光目的の客に絞って説明していくこととします。

訪日韓国人の年齢層

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訪日韓国人の年齢層に関する特徴について言えるのは、他の国に比べて年齢層が若いということですね。
特に20代の日本旅行者の割合が突出して多くなっています。
実際の数字を見ていきましょう。

訪日韓国人の年齢別割合

60代以上:4.6%(中国:2.5%、米国:6.2%)
50代以上:8.0%(中国:6.2%、米国:10.9%)
40代以上:12.3%(中国:14.5%、米国:12.2%)
30代以上:25.4%(中国:35.1%、米国:31.0%)
20代以上:45.2%(中国:36.6%、米国:36.5%)
20歳未満:4.5%(中国:5.1%、米国:3.2%)
中国人とか米国人に比べて、20代の割合がかなり多いですね!
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そうですね!
理由は色々ありますが、隣の国ですし昔に比べるとLCCもかなり飛び交うようになったので、それほどお金をかけずとも旅行できるからというのが大きな理由ですね。
また、若者世代は漫画やアニメなどのサブカルチャーを通して日本に興味を持っている層が多いということも大きな理由になっていますね!

訪日韓国人の同行者

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次に、訪日韓国人の同伴者ですが、他の国と比べて特徴的なのは、友人と日本旅行にくる割合が高いということですね!
またアジアの中で比べると、一人旅行の割合も一定数いるということも韓国の都区長として挙げられます。
具体的な数字を見ていきましょう^ ^

訪日韓国人の同伴者割合

友人:33.2%(中国:25.8%、米国:18.7%)
家族旅行:32.0%(中国:40.6%、米国:22.3%)
一人旅行:16.2%(中国:9.7%、米国:28.4%)
夫婦・パートナー:15.0%(中国:17.6%、米国:28.8%)
職場の同僚、その他:3.6%(中国:6.2%、米国:1.9%)
確かに友人の割合が多いですね!
先ほど若い20代の旅行者が多いと言ってたので、若い友達同士行く人が多いって感じか〜。
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そうですね、特に学生の割合も大きく、韓国では冬休みが12月〜2月までとかなり長いので、その間に日本旅行をする若者が多いみたいです。
一人旅行が多いのも、隣国であるがゆえに 、韓国はリピーターが多かったり、日本の知り合いに会いに日本を訪れることも多いからですね^ ^
なるほど、隣にある近い国だからこその特徴がいろいろなところに出ているんですね!
勉強になります!

訪日韓国人観光客の旅行目的

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上記を踏まえて、訪日韓国人観光客の旅行目的について見ていきましょう!

やっと本題ですね(笑)
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遅くなりすみません(笑)
でも訪日韓国人の年齢層や同伴者の傾向を抑えた方が、より旅行目的について理解しやすいと思ったので、こういう話の流れにしました!
では早速見ていきましょう!

訪日韓国人の旅行目的(複数回答)

日本の食べ物:76.0%(中国:61.5%、米国:86.9%)
日本のお酒:29.7%(中国:15.6%、米国:47.5%)
ショッピング:51.3%(中国:63.7%、米国:53.8%)
旅館や温泉:40.9%(中国:61.8%、米国:58.1%)
観光地:35.8%(中国:55.3%、米国:63.3%)

繁華街:34.4%(中国:49.2%、米国:55.4%)

こう見ると、訪日韓国人って特に他の国と比べて偏ったところもなく平均的な感じですか?

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確かに目立って高いものはないかもしれませんが、例えば若者の旅行者が多いので、中国に比べると食べ物やお酒を飲みにきたっていう旅行者が多いですね。
また、若者が多いことから、あまり派手にショッピングする傾向にはないことから、ショッピング目的で日本旅行にきている割合は他の国に比べると劣ります。
若者で友人や彼女と日本旅行にくる旅行者が多く、また韓国ではインスタの利用がかなり活発であることから、インスタ投稿のネタになるもの(インスタ映えするもの)を好む傾向にあります。
なるほど!
インスタ映えするものっていう意味では食べ物でも観光地でも旅館でも全部インスタ映え狙えますもんね!
それである程度目的に偏りがないんだなって読むこともできますね!
じゃあうまくインスタの活用を前提にアイデア出しをすると効果ありそうですね!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今日は訪日韓国人の旅行の目的について、年齢層や同伴者の傾向なども含めながら解説していきました。

皆さんのお役に立てたのなら幸いです。

 

では今日はここまで。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^ ^

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