村田 明浩
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何が違うの?
ざーぼんさん、観光関連でよく聞くインバウンドとアウトバウンドの違いってなんですか?
なんとなく反対語なんだろうなということはわかってます!(ドヤ顔)

ただ、ビジネスの観点でいうと、インバウンドとアウトバウンドとでは、関係してくる市場や会社も全然違いますし、インバウンドサービスを提供している会社がそのままアウトバウンドサービスも当然に提供できるかと言えば、そんなことはありません(もちろん両方のサービスを提供できる会社も存在します)。




インバウンドとアウトバウンドの定義について
インバウンドの定義は?
インバウンドは様々な業界で用いられる用語になっていますが、観光業界において用いられるインバウンドとは、
「外国人が日本を訪れる旅行」のことを指し、観光目的の旅行だけではなく、ビジネス上の出張なども含まれます。
詳しくはこちらの記事でも書いているので、こちらをご参照ください。
アウトバウンドの定義は?
観光業界において用いられるアウトバウンドとは、「日本から海外に出国する旅行」のことを指し、
こちらも同様に、観光目的の旅行だけでなく、ビジネス上の出張なども含まれます。
インバウンドとアウトバウンドの違いについて
先ほど書いた定義にもある通り、インバウンドとアウトバウンドの最も大きな違いは
対象となる顧客にあります。
インバウンドとアウトバウンドの現状について
かつてはアウトバンドについては大きな盛り上がりを見せていました。
というのも、1964年に日本人の海外旅行が自由化されたことによって、海外に旅行に出かける日本人が急増したからです。
それからも円高の影響などもあり、インバウンドよりもアウトバウンドの方が市場規模が大きい状況にありました。
しかし、2015年に爆買いで一役インバウンドというワードが有名になったように、2015年にインバウンドとアウトバウンドの規模が逆転し、
それ以降もインバウンドの規模は驚異的な勢いで毎年増加し続けています。
国内人口の減少がもはや止められない中、アジア圏の人口自体は大きく増加が続いており、インバウンド政策が
日本の柱となる国策となっている以上、今後もアウトバウンドよりもインバウンドの規模が圧倒する状態は続くことが想定されます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今日はインバウンドとアウトバウンドについて対比させながら説明をしてみました。
みなさんの参考になれれば幸いです^ ^
では今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。