村田 明浩
最新記事 by 村田 明浩 (全て見る)
- 韓国人観光客の特徴をわかりやすく台湾人観光客の特徴と比較してみた - 2019年12月4日
- 韓国人観光客の特徴をわかりやすく中国人観光客の特徴と比較してみた - 2019年12月2日
- 訪日韓国人の接客方法は?おすすめの方法や注意点をまとめてみた - 2019年11月29日
インバウンド解説の導入
今日の記事はこういう方にとって役立つものとなっております。
✓インバウンドについて、まだいまいちよくわかっていない方
✓これからインバウンド対策を始める飲食店や宿泊施設、小売業を営む方
✓会社のインバウンド対策部署に配属されて、これから勉強していくぞって方
それでは早速見ていきましょう!!
インバウンドとは?

でも確かにインバウンドって定義が広いし、業界や使う人によっても意味が違ってたりするからややこしいですよね!
わかりました!
ではインバウンドについて、できるだけわかりやすく解説していきますね!
インバウンドの定義
インバウンドとは、
「外国人による訪日旅行」のことを指します。
ちなみに、訪日というのは文字通り、日本に訪れるという意味です。
あれ、意外とシンプルなんですね。。
意味が2つあるからこんがらがってるだけ?でも実際はもっと広い意味で、いろんな場面で使われてないですか?

確かにこう見るとシンプルな意味なのに、結局インバウンドってなんかイメージが曖昧になりがちですよね!
曖昧に捉えてしまいがちな最も大きな原因としては、
インバウンドという言葉を使う人の立場によっても使い方に若干の違いが出るから、
という部分であると考えられます。
なるほど…よくわかりません(笑)
使う人の立場によって使い方に違いが出るという部分をもう少し詳しく説明お願いします!
わかるまでお付き合いしますよ!(笑)
じゃあ例え話でお願いできますか?
例えると、①の「外国人による訪日旅行」と言っても、
飲食店やホテル等からすればお客様になるのは、
観光目的の外国人客だけでなく日本へ出張で訪れた外国人も当然含まれるので、
観光として日本に来る人だけじゃなくて、出張で日本に来る外国人の旅行も含めてインバウンドという使い方をされますね。
観光目的のみを指すのではないんですね!
そうです!また、訪日外国人と言っても、中国人、韓国人、香港人、台湾人、欧米人…と、色々な国が存在し、事情もその国ごとに大きく異なってきます。
なので、単にインバウンドと言っても状況や立場を考えた上で意味を考える必要があるんですね。
単に観光客のことを指しているのか、それ以外の目的で来ている外国人も含めるのか。
また、外国人全員のことを指しているのか、特定の国の人たちだけを指しているのか・・・
これはもうその時その状況で判断するしかないってことですね。
そうですね!インバウンドは結構広く使われている言葉であるため、便利である一方、その時々に合わせて解釈する必要性が出てきます。
これがインバウンドのイメージを難しくしている大きな原因でしょう。
なるほど・・・
ざーぼんさんに文句を言うのも違うけど…
そんなん一生ふわっとしたイメージしか持てないじゃないですか!!!
それくらい広い意味を持った言葉なんですよ・・・(笑)
あとで説明しますが、インバウンドはその語源から考えてもとても広い意味を持つ言葉なので、確かに使いなれないとしっくりこないですよね^^;
なので基本的には冒頭に述べた①と②の意味で覚えていただければ大丈夫です^^
まあ、冒頭に述べた①と②の意味というと…
①「外国人による訪日旅行」
②「訪日外国人」
この2つがインバウンドの定義ですね。
わかりました。
これで覚えておくようにします!!
インバウンドの語源
さっき話した通り、インバウンドの語源をたどるとかなり広い意味を持っていることがよくわかります。
そもそもインバウンドは「inboud」と書くのですが、中に入ってくるという意味合いを持ちます。
そのため、観光業に関するインバウンド以外でもインバウンドという言葉は様々な業界で使われています。
ただ、よっぽどのことが無い限り、テレビや新聞で頻繁に出てくるようになったインバウンドは、
そのほとんどが観光業に係るインバウンドとして用いられているので、
基本的には、インバウンド=①外国人による訪日旅行か、②訪日外国人のどちらかだと思えば大丈夫です^^
なるほど、インバウンドといえば基本的には訪日外国人による旅行という意味で認識したらいいんですね!
安心しました^^
また、インバウンドとは反対の言葉で、アウトバウンドという言葉も存在します。
言葉からなんとなく想像できるかもしれませんが、アウトバンドは「outbound」と書き、外に出ていくという意味合いを持ちます。
つまりアウトバウンドとは、日本人による海外旅行や、海外に行く日本人という意味ですね!
余談ですが、インバウンドとアウトバウンドは対となる言葉ですが、ビジネスとしてアプローチしようとする場合、
当たり前ですが、両者の違いをしっかりと把握する必要と、2倍の労力をかける覚悟が必要となります。
でも逆なだけなので、そんなに労力変わらないような…??
例えばみなさんが飲食店の経営者だとして、韓国を想定して考えてみましょう。
インバウンド(外国人⇒日本)の場合は例えば自分のお店を広告したいとなれば対象は韓国人に向けた広告になるため、韓国独自のWEB環境を理解し、きちんと韓国人に広告が届く媒体(韓国の場合はNaverなど)で行う必要があります。
アウトバウンド(日本人⇒海外)の場合には日本人に向けて色々な海外情報を宣伝するなどのアプローチが必要になるため、日本のインターネット検索市場トップのGoogle上での広告を行う必要があります。
じゃあ、インバウンドとアウトバウンドの両方をやるってことは、もしブログ運営するとすれば
インバウンド用のブログとアウトバウンド用のブログを両方別々に運営しないといけないし、
しかも両方違う国のインターネット環境だから、両方しっかりとトレンドなども追っていかないといけないってことですね!確かにそれは大変そう・・・
まとめ
今回はインバウンドとは?についてご紹介させていただきました。
インバウンドはこれからもどんどん盛り上がる市場ですので、国内人口が減少ステージに突入している日本において、
特に飲食店や宿泊施設にとっては対策必須の分野になります。
訪日コネクトではできるだけわかりやすい表現を使いながらも、視聴者目線でのしっかりと役立つ情報を提供していきます!
インバウンド対策は今からでも決して遅くないので、ぜひ今度ともご愛読ください。
では、今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました!